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アルツハイマー認知症

物忘れとボケは違う

この型の認知症は大半を占める一番多い認知症となります。
また、患者数は、他の型の認知症は増減があまり無いのに対し、アルツハイマー型認知症だけは増加しているという報告もあるのです。

症状の特徴としては「物忘れ」があります。
「物忘れ」というのは高齢者だけでなく誰にでもあるといえます。

また、言い方が少し悪いですが「ボケてきた」ということもあります。
この「物忘れ」と「ボケてきた」というのは全く違うこととなります。

「ボケてきた」というのは基本的には思い出せるのです。
忘れていたとしても誰かの指摘やきっかけがあれば思い出すものです。

しかし「アルツハイマー型認知症」での「物忘れ」というのは思い出すことが出来ません。
約束をしても思い出せないというよりは覚えることもできなくなってきます。
これが一般的な症状となります。

行動と心理状態について

認知症は主に行動に変化が見られてきます。
今まで出来ていたことが上手くできなくなります。
これには自覚があったりなかったりします。

しかし、周りの方は明らかに変わったと思うことが多々あります。
例えば料理です。

今までは考えなくてもテキパキ料理を作っていました。
しかし時間がかかったり、味が変わったりするのです。

必要な食材がない、調味料を入れたかどうか分からない、どのくらいの量が適切なのか分からないというように変化が見られてくるのです。
このような状態になってくると行動面から心理状態も変わってきます。

上手くいかなくなったことで周囲からは心配されたりし、本人からすると「恥」をかいた状態となり「うつ」の心理状態となってきます。
自信があったことができないということは、自信をなくすことになり、能力低下を頭でも体でも感じ取ります。
そこから怖くなり何もしなくなる状態にもなりえるのです。

理解すること、そして支援について

このようなことは周囲の対応、理解がとても必要となってきます。
悪くならないように出来るだけのことはやってもらうということでは、出来なかったときに追い打ちをかけるように自信をなくします。

一緒にすることであったり、それとなくカバーしたりして「出来た」という成功を増やしていくことが大切になります。
この「出来た」という体験が笑顔が増え、悪い心理状態にならない秘訣なのです。
もし悪い心理状態が続いていくと・・・

いつもの場所に片付け忘れたという物忘れが最初は片付け忘れたのかなと探しますが、次第に無くなった、盗られたとなってきます。
家族が財産を狙っている、殺されると怯えることもあります。
認知症ということを周りがしっかりと理解していないと大きな問題となることもあります。